2006年10月25日 (水)

無事退院しました。

18日水曜日。
朝9時半に病院入り。

病室やら病棟内のあれこれ案内され、ひとまず病室に落ち着き、息子に患者らしくパジャマに着替えさせるも、何をして良いのやらわからん。
何だかんだと暇つぶし、仕方なく売店で息子にテレビマガジンを買ってやり、中の付録の仮面ライダーカブトなりきりセットを喧嘩しながら作ってやる。
何とか完成して、息子は早速フル装着。
っと、手術の説明をしますとお呼び出しが・・。

息子、そのままフル装備で出かけた・・・。

Photo←こんな感じ。

い、良いのかい?

担当医師と他2名の医師。
私の横にフル装備で座る息子を前に、手術について説明。
みょ、妙に緊迫感に欠ける・・。
い、いかん・・こんな事では・・・っと思っていると、担当医師。

  『仮面ライダー・・・、何やったっけ?』っと聞くと

  『カブトやで!っとぉ!!やあぁ!』

っと、立ち上がってポーズ。
椅子の上に立って飛ぼうとするのを羽交い絞め。
全く入院の意味がわかってまへん。 あらまー

そんな入院生活の始まりでしたが、その後、前回もお世話になった小児病棟で再び絶叫の末、採血、点滴とされ、意気消沈かと思いきや、割と元気に初日は終了。

翌日の手術は12時半。
看護士さんと3人で手術室へ歩いて向かう。
っが、手術室に入ったとたん、マスクに青い服、手袋をしたたくさんの人に迎えられ、こ、これはただ事ではないと焦った息子・・・・

こわいーーーこわいーーー!! 涙

っと、泣き叫びながら麻酔医師に抱きかかえられ手術室へ入っていった。
その時ばかりは、私も胸が詰まる思いだったけれど、ぐぐっと我慢。
実は未だに、あの後どうしたのか聞けずにいる。

手術は1時間半ほどで終了。
終わりましたと聞き、即刻手術室へ向かった。
中に入ると、ベッドでのた打ち回って泣いている。
先生や看護士さんも手を付けられない位に泣いている。

麻酔からさめてすぐに、びっくりしたのと鼻が痛いのとで、恐怖がよみがえったようだ。
『おかあさん!!おかあさん!!!鼻痛い!!鼻痛いぃ!!』
っと言い続け、手を握ってお母さんここにいるよと言っても、手を握ったまま泣き叫び、そのまま病室へ。
私の父も『じじ、ここにいるで!』っと言ったものの、全く関係なく、お尻に痛み止めの座薬を入れられ、息子、『お尻、なに!?痛いぃ!!』っと叫んだものの、看護士さんに『これは痛ないで 看護士 っとツッコマレ、そのまま泣きながら寝てしまった。

ポリープは小指ぐらいと、かなり大きく、見せられて本当にびっくりした。
しかし、悪いものではないと言うことで、一安心。
息子の腫れた顔を眺めながら、頑張った頑張った!っと夜を明かした。

翌日は多少顔も腫れ気味、昨日じじもいたんだよと言ったが覚えていない様子。
熱が3日続き、あまり食欲は無いようだが、毎朝8時半の診察以外は元気に過ごす。
診察と言っても、ちょっと鼻の中を見て、鼻にシューシューっとし、ズルズルっと中の掃除するだけなのだが、息子はもうワシの鼻を触らんといてくれ!とばかりに泣き叫び、入院中の6B病棟8時半泣き叫び声響き渡りは恒例となってしまった・・・・・。

そして日曜日、いよいよ切った所に詰めた脱脂綿抜き。
いつもの座っての羽交い絞め状態の息子の鼻の奥から、ズルズルズルと長い脱脂綿が抜かれた時には、私もひえーーー!ショックっとなったが、その後熱も徐々に下がり、息子も鼻がスースーするのでみるみる元気に。

息子は元来おしゃべりである。
そして、声がでかい
でも、病室ってとても静か・・・。
ワシはひやひやである。

昼間は、夜の補助ベッドの寝苦しさに、息子が遊んでいる傍らで、息子のベッドでうつらうつら・・。
病院ってとにかく眠くなる。
眠れる環境にあるわけだ。
い、いや、言い訳では無いわけで・・・。
いったいどっちが病人なのかわからない。
しかも静かな病室においてのオナラも厳禁である。
きびしぃ! あらまー

息子は元気になって退屈 う~ん
病院の中をうろうろしたり、あれしようこれしようっと忙しい。
ナースセンターを覘いて、変なポーズをして笑わせようとしたり ごきげん
隣のベッドのおばあちゃんが具合が悪く、カーテンが引かれて寝ていても

覘いて『何してんのぉ?大笑いとむやみやたらに話しかける・・。

あぁ・・・(スティッチ) 息子が元気になるにつれ、
    私の疲労は増していったのである・・・・。

いよいよ退院の火曜日。
朝から嬉しくてコロコロ笑う息子。
廊下をスキップしている。
歩くのもぴょんぴょんだ。
嬉しくて嬉しくてたまらん!っと体中から発している。

子供って本当に素直だなー。
妙に感心。

その夜はお刺身で乾杯。
息子も恐ろしく食べた。
そう言えば私も息子の入院で、1週間もお酒を呑んでいなかった事に気づいた・・。
そう言えば、いつからかチョイ飲みだが、一日たりとも抜いたことが無かった。
思わぬ肝臓休暇。
息子に感謝。

そしてその日息子は一日中はしゃぎまくり、夜、電池が切れたように、パタッと寝てしまった。

入院している間の看護士さんの働きぶりに驚き、まさしく24時間体制で患者さんのケアをするのに驚いた。
本当にありがとうございましたと言いたい。

いろんな検査を含め、一週間の入院で息子の入院代はなんと、12000円ちょい。
日本の福祉体制に、今更ながら有難く感じた。
韓国だったら恐ろしい金額になってただろうなぁ・・。
韓国も、せめて子供の医療費控除の政策は早急に進めてほしいと切に願う。

何はともあれ無事終わった!
心配したポリープも悪性ではなく、全身麻酔の後遺症も無く本当に良かった。
息子がすーすーっと気持ち良さそうな寝顔を見ると、本当に嬉しく、いまだに涙が出そうである。

息子、頑張った! ナンバー1リボン頑張ったぞ!!

追記:たくさんの励ましのコメント、本当にありがとうございました! 花束とハート



| | コメント (11) | トラックバック (0)

2006年10月14日 (土)

息子の鼻づまり物語

今日、近くの滋賀医科大学の耳鼻咽喉科に行ってきた。

息子は、約3ヶ月前から、鼻づまり。
韓国にいる時から全く鼻もかめないくらいになっていて、鼾もするように。
旦那が韓国で最初に大きな病院に連れて行くと、いきなり細長いものを突っ込まれ、息子驚愕ショック
その後、2軒の小さい病院に連れて行くも、大泣き大暴れで、先生に『診れません』と匙を投げられた。たぶんアレルギーでしょうという事で薬を処方されるも、全く良くならず、日本に着たら必ず耳鼻科に!っと思い、先月、早速行ってきた。

行ったのは、近くの“たか耳鼻咽喉科医院”。

何だかとても雰囲気の明るい病院。
入るとすぐに受付のお姉さん方が笑顔でこんにちはと。
息子、笑顔の若娘に弱い えへへ(ピグレット)
 
診察室に入ると、これまた優しそうな先生に、可愛い笑顔の若い看護婦さんが。
韓国と診察室内の器具や装備は別段変わらないのだが、躊躇する事無く椅子に腰掛けた。
よ、良かった・・・・・。

何度も言うが、息子、笑顔の若娘に弱い。

さすが日本の耳鼻科は、アレルギーの患者さんが多いせいか、とても子供慣れしている。
カメラに至るまで、何度も鼻の中を覘いて、穏やかに『うーーん・・・何かできてるかな~?中が見えないね~・・』っとやってるので、息子もこの先生は怖くないと感じたよう。
なのでカメラの管を中に突っ込まれてもかなり長い間我慢できた。
その間、若娘の看護婦さんは、優しく『頑張ろうねー 気のあるそぶり 』っと声をかけ、息子としては、ここは泣いて暴れるわけにはいかないのである。 ボディビルダー

カメラをやりきった息子は、診察室を出る時、私の方を振り返り、ものすごく嬉しそうに抱きついてきた。ちゃんと出来たーーー!!っと、とても嬉しそう。
韓国で大暴れだった息子は、旦那にメタくそに言われていたので、気にしてたんだろうと思う。帰りに、カブトムシのカードまで頂き、大満足の息子。

しかし、結果は中にポリープができているという事で、アレルギーによるものか検査したが、反応はマイナス。多分悪いものではないと思うが、ポリープが大きいので大きい病院でCT検査の必要があるとの事。
昨日、紹介状を書いてもらい、今日の滋賀医科大学病院となった訳だ。

早速診察室では、鼻の中をのぞき、たか医院では無かった鼻水吸引をしたら、ものすごい出てきた。これで鼻もすっきりかと思いつつ、CT検査へ。

CT検査は、頭の中の輪切り写真撮影。
ベットに横になり、私と手をつないだ息子。
ベッドが動き、頭の上の円盤のような映写機の音がぶーーーんっと唸ると、怖そうに顔をしかめつつも、じっとしている。先生に指示された、あごを上げてねっと言うのを途中で思い出したのか、目をぎゅっとつぶりつつも、そっとあごを上げた。
偉い偉い!
何だか、ちょっと感動。

CTの結果は、ポリープの出来ている左鼻の鼻腔の中全体が、鼻水なのか何なのか完璧に詰まっていて、左鼻腔に納まらず、右鼻の奥にまで入り込んでいる。先ほどの大量の鼻水は、どこから出たのだろう・・。

結局、ポリープは切って細胞の検査をしないとダメらしく、鼻腔に詰まったものも全て出して、調べなければいけないらしい。血も少し混じってるらしく、ポリープを切ってもしたくさん出血すると、麻酔無しでの検査は子供にはとても無理だと言う事で、結局、来週水曜日から約一週間ほど入院することになった。
木曜日に、全身麻酔で、ポリープを切る手術と検査をするらしい。

何だか、大変な事になってきた・・・。

っと言っても、先生に焦った様子はなく、多分、悪いものではないでしょうと言う事なので安心しているが、全身麻酔というのが心配。最近はガスを吸う麻酔が殆どらしいが、ガスと聞いただけで恐ろしい・・。
詳しい手術の内容は、入院してからわかると思うので、今から心配しないようにしている。
さしあたっては、入院中の息子の退屈を、どうやって紛らわそうかという事であろうか。

その前に、入院が決まり、早速手術に備えた検査が4つあった。
心電図、レントゲン、耳たぶをちょっと切って血が何分で止まるかの検査、そして採血。

一番目の心電図のイラストにかなりビビッてた息子。
しかし、ここでも若いお姉さんの担当医に説明され、徐々に、
わし頑張るボディビルダーモードに。

結局心電図中は、面白くなったのか途中からニヤニヤしていた。
レントゲンも、難無く終了。

しかし、問題はここから。
採血では、注射は嫌~!!っと既に逃げ回る息子に、何本分も採らなくてはいけないし、採血担当の方が‘ここでは無理’と判断。
小児科詰め所に向かった。

詰め所に行くと、待っていたのか早速ベッドに先生が来たが、息子は嫌ーー!!!涙
即刻私は追い出され、廊下でカーテン越しに耳を澄ます。
私がいなくなり、『オンマ・・おかーさんーーおかーさんーー!!』っと、オンマからお母さんに言い換える位に余裕かと思いきや、かなり暴れている様子。
その間にも、男性医師が続々とやってきて、とうとう抑えてやるようだ・・・。
先生も息子に負けず、『動かへんかったら痛くないで!すぐ終わるで!!』っと声をかけている。しかし息子、

  『ばかーー!!!』(叫)っときた。

あ!カバっと思ったがすかさず先生。

  『おん!ばかやー!!ばかやーー!!』(叫)

せ、先生・・本当に、お世話かけます・・・・。こんな息子で・・・。


その後の耳たぶの検査でも相当ごね、女性の先生がほめ殺し作戦。
『注射偉かったなーー!!すごいやん!!!注射痛かったやろ?』っと聞かれると息子
『ううん』っと・・・・・。
ばかーー!っと叫んでたのは何だったの・・・。

結局ここでも、相当時間をかけてやっとこさできた。
諦めず、息子を説得してくれた先生に、ここでも感謝。

全てが終わったのが、2時半。
結局、朝の8時半から6時間病院にいた訳だ。

ふーーーー。

私より息子が大変だったなぁ。
そして、何より先生方、本当にありがとうございました。


しかし、今更ながら、韓国の耳鼻科で早くわかっていればという感も捨てられない。
子供が嫌がって診れないで、それで病院が成り立つのだろうか。
まぁ、息子もなんですが・・。ははは・・・・・。あちゃ・・。
日本に一時帰ってきて、本当に良かったと初めて思った。
しかも、診療代は500円(滋賀県は子供は一月に同じ病院で何度かかっても一月500円)
韓国なら、CTも撮ってるので、何万円かかっただろう・・。

とにかく、手術が終わって息子が久しぶりに鼻を膨らませ、すーすー息をした後、『お鼻がスースーして気持ち良いよー!』っと喜ぶ顔を楽しみにしていよう。

| | コメント (15) | トラックバック (0)